Donor Named Scholaship 冠名奨学金

米貨15万ドル以上の寄付によって冠名奨学金基金の設立ができ、その元金の収益金が1学年度間の留学費用に達したとき、1件の冠名奨学金が授与されます。冠名奨学金と異なる点は、寄付の元金に手をつけないことです。また、寄付者は地区、国そして研究分野を指定することができます。冠名奨学金は使途指定寄付で、奨学金基金は恒久基金寄付のため、両方の寄付額とも地区のシェア・システムの対象になりません。

アジアで初めて川口RCの田中徳兵衛氏がこの基金を設立して以来20037月末現在、日本だけで12の基金が設立されました。冠名奨学金基金の設立は会員や法人だけでなく会員以外でも誰でもできますが、ロータリー・クラブや地区で基金を設立する場合は15万ドルの他に10万ドルを加えて25万ドルになります。これはシェア・システムに関係する年次寄付に影響を及ぼさないためです。例えば姫路中央クラブは最初に15万ドル寄付し、その後約5年かけて25万ドルに到達し、姫路中央クラブ奨学金基金を設立しました。