クラブ会長方針
2024-2025年度
会長方針及び挨拶
和歌山ロータリークラブ
2024-2025年度会長
野井和重
クラブスローガン
『「和」~忤うること無きを宗とせよ~』
和歌山ロータリークラブは昭和12年(1937)4月27日に日本で28番目に誕生し、第2640地区では1番古く2024-2025年度で88年目を迎えます。私が入会したのは平成18年(2006)2月1日ですので入会して18年6か月となります。干支で言いますと今年が甲辰(きのえたつ)歳で自身の還暦、ここから暦が一周し令和18年2036年丙辰(ひのえたつ)歳で我がクラブは100周年を迎えます。その大きな節目への出発年度にしていきたいと考えています。
国際ロータリーのステファニーA・アーチック会長は、会長テーマ「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)を発表しました。「私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません。それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです」と解説されました。加えてアーチック氏は、「これは、皆さんの地区でのやり方を変えることを意味するかもしれません。地区が過去50年間に同じ方法で物事を行ってきたのであれば、おそらくそれを見直す時が来ているでしょう。地区内のクラブが活発に活動していない場合、または会員が減っている場合、地域社会にもっと合った新クラブを結成する時が来ているのかもしれません。クラブや地区が長年変わっていないからといって、誰も変化を望んでいないわけではありません」とも述べました。好ましい変化をもたらす一つの方法は、クラブで多様性、公平さ、インクルージョンの原則を取り入れることであるとガバナーに求めたのです。
我がクラブも長い歴史の上にあり「変えてはならない事」、「変えた方が望ましい事」、「変えなくてはならない事」と大まかに3つの事柄に遭遇していると思います。
そこで私の方針・クラブスローガンは 『「和」~忤うること無きを宗とせよ~』とし与えて頂いた任期に挑みたいと考えています。聖徳太子が制定された十七条憲法の冒頭の記述は「以和爲貴、無忤爲宗」の二文であります。現代では「和を大切にするのが貴いことで、逆らうこと争いを起こさないことを根本としましょう」と訳されています。平成29年(2017-2018)に幹事の大役を拝命した時の瀨川会長のスローガンが「和」でありました。当時瀨川会長が仰っていたことと重なりますが、今年のスローガンは、よく出典される第一文ではなく二文目を表記させていただき、我々はただかどを立てず仲良くするのではなく、道理を導き出すために拘りを捨てよく話し合いをしながら結論を出すように努めます。そうすると必ず道理にかない全てを成し遂げることができます。併せてRIテーマ
「The Magic of Rotary」に寄り添いながら、色々な面を会員皆様で変化させていきたいと存じます。
一年間よろしくお願いいたします。