クラブ概要

クラブ会長方針 2016~17 年度

2016~17 年度

会長方針

和歌山ロータリークラブ

2016~17 年度会長

兼田 守

 

クラブ・テーマ

『感動こそ全て成り』

我が和歌山ロータリークラブは本年度、ついに80周年を迎えることになりました。

ここまで来ますと、100周年の頂きが少し見えて来た様に思います。

その輝かしい歴史と伝統ある我がクラブの80周年に相応しい一年にすべく、私の持てる力を存分に発揮してゆければと心新たにしているところであります。

さて、還暦を迎える年にもなれば「人生とは何ぞや」「良く生きるとは」「子や孫に伝えるべきことは何か」と自問自答する日が多くなります。そこで考え抜いた私の結論が「感動こそ全て成り」です。

人はただ時間を、日々を費やしてゆくだけで「生きている」と言えるだろうか。日々いろんな人と出会い、いろんなものを見て、いろんなものを食し、いろんな事に遭遇する。

その中から何かしら心を揺さ振るものや人に出会えたなら、こんな楽しいことはない。このことを追い求めて、人は「生きている」んだと思う。感動なくして何の人生か!

すなわち「感動こそ全て成り」である。

人生の最大事業は命を繋ぐことです。親に産んでもらい育ててもらい、生きる智慧を授けてもらい、そして成人し、次は自分が新しい命を産み育ててゆく。しかし、そこに“愛”がなければ、人として成立しない。

“愛”がなければただの動物になってしまう。

この「愛の哲学」を勉強するのがロータリークラブではないでしょうか。

人と人の絆が希薄になり、「人情」という言葉が失われつつある現代において、少なくとも我々、ロータリアンは、人の手と心を繋ぎ、人に何かしらの感動を与えられる様な生き方をしたいものです。

我がロータリークラブで、一途に「人間性を磨く」ことに専念し、一人でも多くの「幸せと思える人」を造り出すことができれば、それこそがロータリアンとしての本望だと思います。
この一年間、どうぞよろしくお付き合いの程お願い申し上げます。